2014-04-16 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
平成十一年といいますと、世羅高校の石川校長が自殺されましたでしょう、高校の卒業式の前日に。十一年以降でも、あれ以降でも九名が、部落解放同盟の糾弾によると言われる自殺が起きているんです。それは、大勢で囲まれて、言葉尻を捉えて、御飯も食べさせてもらえない、あるいはトイレも行かせてもらえないといってやっていたら、もう精神に変調を来しますよ。
平成十一年といいますと、世羅高校の石川校長が自殺されましたでしょう、高校の卒業式の前日に。十一年以降でも、あれ以降でも九名が、部落解放同盟の糾弾によると言われる自殺が起きているんです。それは、大勢で囲まれて、言葉尻を捉えて、御飯も食べさせてもらえない、あるいはトイレも行かせてもらえないといってやっていたら、もう精神に変調を来しますよ。
○参考人(野中廣務君) おっしゃるように、広島の世羅高校の校長先生が、当時の教職員組合や解放同盟等の大きな反対に遭って、卒業式、入学式に国旗・国歌を掲揚し斉唱するという、そういう広島県の教育委員会の職務命令をどのように実行していくかということで、連日交渉の中で大変御心労をされまして、ついに卒業式の当日に納屋で、これ以上私には道がないということを書き残されて自殺をしておられたという悲惨な事故が私どもに
皆さんよく御存じのように、平成十一年、広島県立世羅高校の石川校長という方が、卒業式の前日、自宅で首をつって亡くなられた。それは、学校の教職員会議で組合の教員が、国歌の斉唱なんかはしないんだ、県の教育委員会からの命令があってもそんなもの関係ないというふうなことを苦にして亡くなられた。このことを契機にして、その年の夏に国旗・国歌法も制定された。
私は全国比例区の選出ですが、出身地は広島県、実家は駅伝で有名な世羅高校のある世羅郡世羅町、いわゆる典型的な中山間地域でございます。森林地もあり、私の父も、小規模ですが森林を所有をいたしております。 先日、世羅郡森林組合の役員の方々とお話をした際に、幾つかの真剣な御要請をいただきました。主に森林組合の将来像についてでございました。
その中で、昨年末の全国高校駅伝で優勝した広島の世羅高校の当時の校長先生は、卒業式の前日、平成十一年二月二十八日、耐え切れず自らのいのちを絶ちました。 それまで、国旗・国歌は定着しているとして法制化を否定していた当時の小渕元総理も、これを契機に重い腰を上げ国旗・国歌法の制定に動き、平成十一年八月八日、ついに参議院を通過させ、国旗・国歌の法制化を実現いたしました。
十年前までは、私がおります広島では、道徳の時間がなくて人権の時間になっておりまして、そして人権の時間に何をやるかというと、国旗の日の丸の白は日本が侵略戦争で殺害した人の骨の白だと、そしてまた、日の丸の赤はそのとき流した血の赤だと、小学生の低学年に徹底して教えておった状況でございますが、広島の世羅高校の校長先生が自殺したということが契機になって、国旗・国歌法が十一年ですか、八月八日にこの参議院で成立したということが
そういう状況ですから国旗を揚げる学校が少なかったんだけれども、ただ広島の世羅高校の校長が亡くなったことをきっかけに十一年の八月に国旗・国歌法が成立したということで、今では一〇〇%近くの学校が揚げておりますけど、こういう問題について、もっと道徳の時間をはっきり教科にして、そして今は教科書ないので、心の問題というのが、いろいろ言って教科書ができたけれども、教科書じゃない、本ができたけれども、教科書じゃないという
そして、実は、広島の世羅高校の石川校長が現場の職員のこの日の丸・君が代に対する猛反発で自殺なさった。そこで、誠にこの問題について非常に深刻な影響を与え、また、この問題について、教員組合だけでなく解放同盟が交渉の場にあったということは、非常に今日のこの問題に深刻な影を落とし、第二、第三の石川校長、これ自殺した、校長をつくりかねない問題を残してきたことを私は深刻に考える次第でございますと。
話がかわりますが、平成十一年に、広島県立世羅高校の校長先生が、県の教職員組合から卒業式で国旗・国歌の実施に反対され、苦しみ、自殺をするという痛ましい事件がありました。この事件がきっかけとなって国旗・国歌法が成立をいたしました。この法案は、混乱する現場に対し、一定のガイドライン、指針を与えるべく提起されたと理解をしています。
挙げ句の果てには、これも非常に国民の関心を呼んだことでございますが、世羅高校の校長先生から始まって自殺者が三名、是正指導の過程の中で起こってきたと。本当に、内容を私ども承知をさせていただく限りにおいては、大変異常な状況の雰囲気だったように私どもは感じております。
四年前には、国旗・国歌の問題で世羅高校の校長さんが亡くなられております。二度とこのような痛ましい事件が起こらないためにも、学校現場、そして教職員まで、その是正指導が徹底すべきだというふうに思うわけでございますが、文部科学省は、広島県の教育についてどのように認識しておられるのか、また、今後どのように対処していく考えでいらっしゃるのか、伺いたいと思います。
昨年の二月二十八日、ちょうど一年前でございますけれども、広島県の県立世羅高校の石川校長先生が自殺されるということがございました。組合と教育委員会の間に挟まれまして大変苦しまれまして、何が正しいかわからない、自分の管理能力がないことかもしれないけれども、選ぶ道はどこにも見当たらないという短い遺書を残して亡くなられたわけであります。
また、そのことによりまして、去る二月、国旗・国歌の指導に尽力をいただいておりました広島県の世羅高校の石川校長がみずからの命を絶たれるという痛ましい事件をも惹起したわけでございまして、このことも契機の一つとなりまして、政府といたしまして国旗・国歌の法制化の検討に着手をいたしまして、法律案を取りまとめ、国会での御審議をお願いすることとなったわけでございます。
そもそも、法制化の動機は、広島県立世羅高校校長の自殺事件であったと政府は言っています。学校現場の混乱がなぜ起きたかといえば、文部省の学習指導要領によって、学校の入学式、卒業式に国民の間に強い批判がある日の丸の掲揚、君が代の斉唱を一律に強制したことであります。日の丸の掲揚、君が代の斉唱を学習指導要領から取り除くことこそ必要であります。これこそが混乱を解決するために必要であります。
犠牲の中から築き上げたことを、さらには平和憲法のもとにきょう五十四年の平和が築かれてあることに思いをいたし、そしてそういう中におきましても、なお残念ながらこの国旗・国歌の問題が教育現場において混乱が続いておる事実を思ってみたり、あるいは二十世紀を締めくくるに当たり、新しい世紀へ、慣習法として定着をしたとはいえ成文化することによって明確にしておかなければならないと考え、その端緒として広島県におきます世羅高校
○江田五月君 今回の日の丸・君が代の議論の発端は、官房長官がたびたびおっしゃるように広島県の世羅高校の校長先生の出来事でした。 きょうはまた広島原爆記念日で、小渕総理も参列をして午前中式典が行われた。もう一つ、今、重要な日になるであろうと思われている九日、これは長崎の原爆記念日になる。広島のこと、長崎のことは日の丸・君が代と関係があるのかないのか。
そこで、官房長官に質問したいんですが、長官は、日の丸・君が代を国旗・国歌とするこの法制化の動機として、広島県立世羅高校の校長先生の自殺事件を挙げたと思います。
広島県の世羅高校長の自死を契機に今回の法制化が推進されましたが、これは全く逆のやり方であります。 憲法十九条、思想及び良心の自由では、「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」と記しています。これは、第二次世界大戦の思想統制に対する深い反省から明文化され、基本的人権として憲法が保障したものであります。
間違っても世羅高校の校長先生のようなああいう悲劇は繰り返してはならない。もちろん、そういうことがあったから消極的に私は賛成だという意味じゃなくて、あくまでも国民的常識を明文化するということの意味でぜひお願いしたいと思っていることでございます。
まず第一は、今回の国旗・国歌法の提案の理由等で明らかになっていることでございますが、政府は、公述人の皆さんからも話がございましたように、広島県の世羅高校の校長の自殺ということが今回の提案の理由の大きな一つになっているということを答弁でも申し上げているところですが、実はこの世羅高校という学校は私の出身地のすぐ隣の町でございまして、私が広島県の三原市長をやっていたときの同じ広域市町村圏の仲間の町の一つでございますので
問題があるとすれば、この間の世羅高校の校長さんの自殺からです。しかし、これは我々の資料にもあるとおり、何年も前に中学校の校長さんが自殺したという例もあるわけで、そのときにやろうと思えばできた。いわゆる大きな時代の流れでこの問題が出てきた。
○国務大臣(野中広務君) 広島県立世羅高校の石川校長がみずからの命を絶たれましたことは、今、亀井委員から御指摘がございましたように、県下それぞれの学校における国旗の掲揚、国歌の斉唱に端を発して、そして教職員組合や解放同盟等の激しい糾弾の中でついにみずからの命を絶たれたということを私どもも承知をしたわけでございまして、まことに痛ましい事件でございました。
私の地元であります広島の世羅高校の石川校長先生がみずから命を絶つという痛ましい事件があり、それを契機にして国旗・国歌の法制化に小渕総理は踏み切られたわけでございまして、そういう意味では、その法案が今や成立間近ということでございますので、本当にうれしく存ずるわけでもございます。
世羅高校の先生方がどなたも線香を上げに来なかったという御指摘でございますが、さまざまな来られない事情があるのであるかと思っております。 私といたしましては、このような痛ましい事件を二度と起こさないためにも、このたびの法制化によりまして、学校現場において国旗・国歌に対する正しい理解がさらに促進されることを期待いたしている次第でございます。
そういう中で、私どもも過去に経験をしてまいりましたけれども、特にさきの広島県の世羅高校の中におきまして、あの石川校長の自殺というとうとい犠牲を生むことになりました。 これは参議院におきましても亀井委員初めそれぞれの委員からお取り上げがございましたし、またそのときに、広島出身の宮澤大蔵大臣が、みずからの長い政治生活を振り返りながら政治家としての責任をも含めて発言をされました。
○国務大臣(野中広務君) 先ほど来何回も申し上げておりますように、国旗・国歌につきましては、教育の現場などでは以前からさまざまな議論があり、日の丸・君が代が長年の慣行によりまして、それぞれ我が国の国旗・国歌であるとの認識が国民の間に広く定着をしていると考えておったわけでございますけれども、しかし、残念ながら本年二月に、国旗・国歌の指導のあり方について御努力あるいは尽力されておりました広島県世羅高校の
○本岡昭次君 私は、広島県の世羅高校の校長のような悲劇を広がらせてはならないと思います。なぜああいうことになったのか、これはいろいろな考え方もあるでしょう。野中官房長官は、広島県の世羅高校の問題があったから、やはりこれは法的な意味をここに持たさなければならないというふうに強くお考えになったようであります。
このたび、広島県立世羅高校の校長の不幸な事件を直接のきっかけとして、総理並びに官房長官が国旗・国歌の問題を政治の課題として真正面から取り上げられた政治姿勢には敬意を表したいと思います。 ところで、小渕総理には、今なぜ国旗・国歌を法制化しようとされているのか、改めて御見解をお伺いします。